「そのフランス語ちょっとおかしいんですけど・・・」
間違いが溢れています! 格好良くしようと思ったのでしょうが、間違っていては格好悪いです。
気付いた事例(ほんの少し)を記すことにしました。
Comme ça du mode かなり有名なブランドです。「mode」は女性名詞の方の「モード」だと思いますのえで、「du mode」ではなく「de la mode」。でも、「Comme ça de la mode」としたところで意味不明なところが困りものです。「Comme ça la mode」としたかったのでしょうか…?
Pro Qualité ヘアケア商品のブランド名です。もともとが「Qualité professionnelle(プロ仕様の品質)」ですので「Qualité Pro」にして欲しかったです。
Comme ci comme ça 「元気?」と聞かれて「Comme ci comme ça」と答えれれば、「まあまあ・ぼちぼち・あんまり良くない」といった意味ですので、衣類の名前としてはパッとしませんね。
Où voyez-vous ? 写真集のタイトルが「どこ見てんのよ」だそうですが、この場合はやっぱり「Où redardez-vous ?」ですね。辞書に頼ると、こういう中途半端なことになります。
élevé des gens 子供の靴に書いてありました。「élever des gens」にしたかったのかなと思うのですが、良く分かりません。「人を育てる」って言いたかったのでしょうか?でも「élever」も「gens」も不適格ですね。
Les viande grillée 隣町の焼肉屋さんです。「s」が落ちてますね。でも「les viandes grillés」と直しても、ただの「焼いた肉」です。「焼いた卵」と「卵焼き」が違うのと同じことです。ですから「grillade」や「barbecue」にした方が良いということになります。
Enfant de Ange 惜しいですね…
Menons une vie douce et agrèable avec la matiére naturelle Menons une vie douce et agréable avec la matière naturelle
ここまで書いて、どうしてアクセントの向きをキッチリと間違えるのでしょう…
Riche MARUIKE 第一印象は「金持ちマルイケ」?どういう洋服屋さんなのでしょう…
énécru 何の事でしょう?
Bell Marie フリガナを読むと「ベル・マリエ」。Belle Mariée(綺麗な花嫁)のことでした! でも、Bellって、何処で調べたんでしょう?
- 番外編 -
JT(日本タバコ)のテレビCM
「あなたが気付けばマナーは変わる」の広告です。
「歩道などに、吸いがらを捨てない」に対して、「YES58,6%(+1,6%)」となっています。
拙者、職業柄、外国語に慣れていますので、「おかしいゾ」と思ったわけです。
「I never toss away cigarette butte...」というのが質問であれば、「NO(はい、捨てません)」「Never(はい、絶対捨てません)」と答えるのが原則です。だから8月初め、JTにメールを送りました。「ご指摘ありがとうございました」と、感謝のメールでも届くかと思いきや、音沙汰なし。その後、HPの至る所に「※広告内の英語文法について」が付加されました(9月8日頃)。読んでやって下さい。今になって広告内容の変更が出来ない等の事情は察しますが、「文法的な誤りはございません」と断言するのはイカンでしょう…!? 中学生に笑われますよ。JTは往生際が悪いどころか、開き直ってしまいました。
ついでにもう一点、指摘しちゃいましょう。「1,6%増えて58,6%になった」というような表現があります。このようなケースでは、誤解を避けるために「1.6ポイント増えて58.6%になった」のように記すのが一般的です(例 : 失業率が5%から10%に上昇すれば「5ポイント増えた」と表現するのが一般的であり、「100%増えた」とは余り言いませんし、「5%上昇した」と言うのは間違いです)。気を付けましょうねー。今度は「数学的な誤りはございません」って書くのでしょうか…?


このウィンドウを閉じる


トップページへ